なぜ、子どもの虐待が無くならないのでしょう。
その背景に、日本が「しつけに体罰は必要」としていたからです。
親からの虐待により、二人の女の子の尊い命が奪われました。
もう、こんな悲しい事件は、終わりにしたい。
高祖さんは、仲間と共に行動します。
2万人をこえる署名を集め、議員連盟に提出。
2019年10月。国会は、満場一致で「子育てに体罰を禁止する」と法律に明記することが決まりました。
これは、子育てに悩む親を追い詰める法律じゃない。社会全体で子育てしていこうという意思表示だと、高祖さんは言います。
虐待はいけないこととわかっている。でも、体罰はいけないの?
実は、日本人の6割は、「子育てに体罰は必要だ」と考えているという調査結果があります。
「体罰によらない子育て」が広がるためには、一人ひとりが意識を変えなければいけません。
子育て支援が少しずつ拡充し、暴力を振るってしまう親へのプログラムも広がってきています。
一方で、高祖さんは、日本に人権教育がほとんど行われてないことも危惧します。つまり、子ども自身がSOSを出せるようにするために「自分が暴力を振るわれることはおかしいことなんだ」と理解する教育が必要です。しかし、学校教育におけるカリキュラムを変えることも容易ではありません。
高祖さんから説明を受けたソーシャルアクションアカデミーのチームメンバーは考えます。
何か子どもたちに直接アプローチする工夫ができないか。
例えば、子どもたちが手にするノートのコラム欄にこどもの人権について、書くことができないだろうか。子どもに人気のお菓子のパッケージに載せてもらえないだろうか。
子どもたちが親しんでいる人気絵本作家さんに、イラストのご協力をいただけないだろうか。
子どもたちに身近なキャラクターを作って、子どもにメッセージが届くよう、SNSなどでシェアしてもらえないだろうか。
チームの挑戦を、ぜひ応援してください!
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