スピーチイベント「コエール」にて登壇者であるイルミネーターに伴走し、一緒に当日まで走り抜けるエンパワが事前研修のために集まりました。
この研修には「ジュニアボード」(過去のイルミネーター経験者。経験者の立場からイルミネーターを助け、コエール事務局との橋渡し役を務めます)も駆けつけ、東京や名古屋、下関などから事務局スタッフを含む約20名が参加しました。
ロールプレイングで順番にイルミ役、エンパワ役、それを観察して評価しながら練習
B4Sの他のプロジェクトでの活動経験はありますが、コエールには初めて参加する「もんさん」に研修の感想を伺いました!
「研修は何度受けても、自分は果たしてできているのだろうかと不安になります。だから繰り返しの確認は必要ですね。その機会を最初に設けてもらいありがとうございます!今回エンパワ経験者の方の話を具体的に聞けたのも参考になりました。主役のイルミに伴走し、みなさんともよい関係を築いてがんばりたいと決意を新たにしました。」
最後のチェックアウトでは過去コエールでのエンパワ経験者たちからも、「イルミに寄り添って伴走をすることは辛い瞬間もある、たびたびの研修や個別の相談など時間の拘束もある、毎回これでよかったのだろうかと悩む。」「意見がぶつかることもあるが、真摯に受け止めてそれでも最後にはやっぱりやってよかったと思う。今年も頑張りましょう!」などの声が聞こえました。
イルミ経験者が、研修プログラムの確認やイルミネーターの心のケアのため運営メンバーに。
名古屋と下関から「しろし」と「ヨウ」が参加
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「コエール」は、児童虐待や離別などさまざまな事情で親を頼れず成長した若者が、同じような境遇で、今この時も苦しんでいる子どもたちを救おうと、自らの生いたちや体験をもとに、社会に変わってほしいとの願いを込め、さまざまな提言を行う啓発イベントです。
認定NPO法人ブリッジフォースマイル(B4S)が、さまざまな企業やボランティアの協力を得て、2019年から毎年開催し、今年で5回目を迎えます。