2020年4月から、親権者等は児童のしつけに際して、体罰を加えてはならないことが法律に明記されました。
しかし、「自分も叩かれて育った」「愛の鞭」と体罰を肯定的に考える人もまだまだ多いようです。子どものしつけには体罰も必要と考える大人は約4割。まだ5人に2人の大人が体罰を容認しているのです。(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン2021年調査結果より)
虐待防止のため講演や研修に奔走している高祖さんには、気がかりが2つあります。
一つは、子育て中の親たちにも余裕がないこと。思い通りにいかない育児に、経済的にも精神的にも追い詰められている親が少なくありません。
もう一つは、子どもの権利に対する理解が少ないこと。子どもにも守られる権利、自分の意見を言う権利などがありますが、あまり知られていません。
そんな状況を改善するために高祖さんは、子どもが子どもらしく自分の感情を表現できるようになることが大切だと考えています。もっと家庭内のコミュニケーションが増えれば、親子関係がよくなることが期待できます。また、家庭以外でもSOSをキャッチできる大人が増えれば、虐待を受けている子どもを救えるようになります。
子どもの声を聴き、子どもの感情を大切にする社会は、虐待予防につながるのです。
高祖さんの問題意識と目指すビジョンを受け、ソーシャルアクションアカデミーのチームメンバーは、遊びを通じて子どもの感情表現を豊かにすることができないかと考えました。
ソーシャルアクションを企画したチームメンバーからのお願い事は、以下の通りです。
- 実施場所とアイディアを募集します。
『お面で御免でぃ』を実施する学童、保育園、幼稚園などや、より楽しめるお面遊びのアイディア、この活動を社会へ拡散するアイディアなどを募集しています。
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今後の活動の様子を発信していきます。
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子どもたちが夢と希望をもって笑顔で暮らせる日本をつくるために、みなさんのお力を貸してください!