2023年6月25日快晴―「コエール2023」最終スピーチ・ワークショップ。
2月下旬に初顔合わせをした「コエール2023」。今日が全体で行う最後のワークショップです。スピーチチームメンバーは、この日をそれぞれの場所で色んな想いで迎えました。
気持ちはとってもポジティブだけれども、親を頼ることができなかった当事者である「イルミネーター」たちは、決して明るく楽しいものではない経験を語ります。「イルミネーター」たちは、これからの社会のために、未来の子ども達のために、と誰かを想う気持ちで届けてくれるのです。
そのスピーチを作り上げる応援団として、「エンパワ」と呼ばれる大人がそれぞれに3人ずつつきました。「イルミネーター」と「エンパワ」は合宿をしたり、多い時では週に1回、オンラインで集まったりしてミーティングを重ねてきました。まるで学生の頃の宿題のように、毎回毎回出る課題。時にはうんざりすることもあったでしょう。逆に励まされた時間もあったでしょう。この日は、そんな集大成を発表するリハーサルを行ったのでした。
午前にまず1回、それぞれの「イルミネーター」がスピーチ披露。スピーチが終わると、すぐに参加者全員がフィードバックをそれぞれ記入し、集約されます。「イルミネーター」と「エンパワ」の各チームは、そのフィードバックを読んで、さらに練り直します。前回のワークショップから変更した個所が生まれたことで、さらに届きやすいスピーチとなったことを実感したり、新たにもっと聞きやすい言葉を探そうと翻弄したり。チームによって、その進め方はそれぞれで、雰囲気もずいぶん違います。人と人との出会いで生まれる空気感は、コエールの醍醐味かもしれません。
休憩を挟んで、午後にもう一度スピーチが行われ、再びフィードバックを集約。色んな声を、多様性を持って受け止めるチームの成熟さに、当日まで残り2週間でまだまだ成長するんだろうなという予感がしました。ワークショップの終わりに、ユーモアで場を和ませてくれた「イルミネーター:チャンプ」と、オンラインでも感じる何かを吹っ切ったような素敵な笑顔を見せてくれた「イルミネーター:しま」。参加者全員がイルミネーターにエールを送っているようで、逆にエールをもらったような瞬間でした。
光を照らす人という意味を込めた「イルミネーター」。今年の「イルミネーター」が本番で、どんな色の光を放つのか。どうぞお楽しみに! そして、応援よろしくお願いします!
コエール2023
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